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オッチ、増量したら飛距離が伸びてHR量産。
これが本当にそうなのか、MLBのシーズン成績と身長・体重のデータがあるから統計的に調べてみた。
身長、体重とシーズンHR本数に相関はあるのか?
【集計方法】
以下の集計対象のうち、シーズン30HR以上を記録したシーズン成績がどれだけあるか集計
それを身長別、体重別に区分けして因果関係がないか調べる
【集計対象】
1960年以降生まれのMLB選手のシーズン成績を集計
例)ボンズは実働22年なので集計対象レコードは22
300打数以上の成績を集計対象
身長体重データは、民間のMLBのデータサイトを使用。
ただし、体重は年ごとのデータではないから、集計結果の信頼度が落ちることを了承してほしい
※キャリア初期の体重のようでその後増量した選手は実際の体重と違うことになる
※ただし、ボンズのみwikiにある程度の体重推移の記述があったので反映した
2019シーズンまでを集計
集計結果にはワイが色々コメントしているが、
ウザかったら結果だけ見て皆の意見を書き込んでくれると嬉しい。
全データ合計******** 11.7%(850/7249)
1960年以降生まれのMLB選手で300打数以上のシーズン成績7249のうち、
30HR以上の成績割合
165cm以上〜170cm未満 *4.3%(**1/**23)
170cm以上〜175cm未満 *1.5%(**2/*131)
175cm以上〜180cm未満 *2.2%(*19/*863)
180cm以上〜185cm未満 *8.2%(173/2105)
185cm以上〜190cm未満 11.3%(278/2456)
190cm以上〜195cm未満 21.8%(308/1414)
195cm以上〜200cm未満 24.6%(*59/*240)
200cm以上〜205cm未満 58.8%(*10/**17)
・165〜170の1回はアルトゥーベ
・基本的に高身長ほどシーズン30HR以上の割合が高く、190cmを超えないと平均以上の割合にならない
・なお、集計は1960年以降生まれの選手の1978〜2019シーズンを集計しているが、
この期間の平均身長は185cm〜187cm、平均体重は84kg〜95kgで推移している。
・だいたい、平均身長を超えると統計的に30HR以上の成績が出しやすくなるとも言える?
◆165cm以上〜170cm未満 *4.3%(**1/**23)
*70kg以上*80kg未満 *4.3%(**1/**23)
アルトゥーベだけが達成。
これが才能かゴミ箱頼りなのかはこれからの頑張り次第。
*60kg以上*70kg未満 *0.0%(**0/**17)
*70kg以上*80kg未満 *1.8%(**1/**55)
*80kg以上*90kg未満 *1.7%(**1/**59)
この2回はジミー・ロリンズとカービー・パケット。
この身長では規格外な存在だけが30HR以上打てる感じ。
*60kg以上*70kg未満 *0.0%(**0/**21)
*70kg以上*80kg未満 *0.3%(**1/*289)
*80kg以上*90kg未満 *2.3%(**9/*390)
*90kg以上100kg未満 *5.8%(**9/*155)
100kg以上110kg未満 *0.0%(**0/***8)
集計母数が増えて、80kgを超えてくるとHRを量産しやすくなる傾向が見えてくる
*60kg以上*70kg未満 *0.0%(**0/**33)
*70kg以上*80kg未満 *3.7%(*17/*459)
*80kg以上*90kg未満 *8.0%(*71/*884)
*90kg以上100kg未満 *8.1%(*50/*614)
100kg以上110kg未満 41.7%(*28/**67)
110kg以上120kg未満 *3.2%(**1/**31)
120kg以上130kg未満 35.3%(**6/**17)
80kgを超えると割合が高くなる傾向は同じ。
また、180未満よりも絶対数も割合も高く、体重(筋量)が多いのに加えて、身長が高いほうが有利、という傾向も。
*60kg以上*70kg未満 *0.0%(**0/***7)
*70kg以上*80kg未満 *9.7%(*23/*236)
*80kg以上*90kg未満 *9.0%(*74/*826)
*90kg以上100kg未満 11.8%(120/1014)
100kg以上110kg未満 17.0%(*55/*323)
110kg以上120kg未満 *7.1%(**2/**28)
120kg以上130kg未満 30.8%(**4/**13)
130kg以上140kg未満 *0.0%(**0/***9)
松井秀喜は188cm/95kgで2004年に31HRを記録。
全体の30HR以上の割合は11.7%なので、このあたりから平均を超えて30HR以上の成績が増えてくる。
また、185を超えると185未満では割合が低かった80kg未満でも30HR以上が出やすくなっており、
身長が高いだけでもHRを量産しやすくなる傾向が出てくる。腕が長いのが関係してるかな?
ただ、体重が多いほうが有利な傾向は変わらず
2004年の松井は体重は105〜110kgくらいはあるぞ
前年のHR16本を反省しての大幅な体重UPしたからな
*70kg以上*80kg未満 38.1%(**8/**21)
*80kg以上*90kg未満 11.1%(*26/*235)
*90kg以上100kg未満 17.0%(109/*642)
100kg以上110kg未満 32.0%(121/*378)
110kg以上120kg未満 33.3%(*42/*126)
120kg以上130kg未満 16.7%(**2/**12)
190を超えると平均の倍近い割合で30HR以上の成績が増える。
80kg未満の8回のうち7回はフアン・ゴンザレス。
彼はデータにある体重は70kg台だが
キャリア途中で95kgへと肉体改造に成功しているので実際は90kg以上に分類されるべきやった。
ただし、ステロイド疑惑あり。
*70kg以上*80kg未満 *0.0%(**0/***1)
*80kg以上*90kg未満 14.3%(**3/**21)
*90kg以上100kg未満 22.2%(*20/**90)
100kg以上110kg未満 20.6%(*21/*102)
110kg以上120kg未満 50.0%(**6/**12)
120kg以上130kg未満 64.3%(**9/**14)
*90kg以上100kg未満 64.3%(**9/**14)
120kg以上130kg未満 33.3%(**1/***3)
2m超えると6割近い割合で30HR以上の成績を残している。
全員90kgオーバーなので、体重(筋量)との相乗効果もありそう。
ただ通算成績はそんなに傑出していないので、長期間の活躍という観点では微妙かもしれない
リッチー・セクソン(5回。通算1286安打306本塁打)
トニー・クラーク(4回。通算1188安打251本塁打)
アーロン・ジャッジ(1回。52HR以降27HR2回)
HRを30本以上打つには・・・
・体重は最低80kg以上は欲しい
・身長は180cm以上は欲しい
・180cm未満の場合でも80(できれば90)kg以上あれば、30HR以上の可能性がある
・ある程度高身長(185以上)だと80kgなくとも30HR以上の可能性がある
・身長190cmを超えると明らか(全体の2倍近く)に30HR以上の成績が増える
・高身長過ぎる(2m〜)と怪我等のリスクが高まるのか通算成績が残しにくいかも。
・身長の最低条件をクリアした後は、体重が多いほうが有利な傾向
はぇー
贔屓の球団に教えてやりたい
怪我の観点はめっちゃええと思う
里崎もYouTubeでホームラン打つには80以上必要って言ってたな
笹川吉康 19386kg
つまりコイツ2位はあながち間違いではないって事か
この結果を踏まえてMLBで通算400HR以上の選手(2019シーズン終了時点)の身長体重データを検証。
・57人中、身長180cm未満は2名。
・57人中、体重80kg未満は6名(ただし1ステロイド)
・身長180cm未満かつ体重80kg未満は2名のみ(ウィリー・メイズ、メル・オット)
※メル・オットはSFジャイアンツの左打ちの一本足打法でHRを量産した
・57人中、身長・体重トップはいずれもアダム・ダン(198cm129kg)
・上記から、まとめで得た傾向は通算400HR以上の選手にも概ね当てはまるように思う
※データは2019シーズン終了時点
57位:ネルソン・クルーズ**401本(188cm104kg 2005〜2019)
56位:D・スナイダー*******407本(183cm*81kg 1947〜1964)
55位:マーク・テシェイラ**409本(191cm102kg 2003〜2016)
54位:A・ソリアーノ*******412本(185cm*88kg 1999〜2014)
52位:E・エンカーナシオン*414本(185cm104kg 2005〜2019)
52位:ダレル・エヴァンス**414本(188cm*91kg 1969〜1989)
51位:B・ウィリアムス*****426本(185cm*79kg 1959〜1976)
50位:マイク・ピアザ******427本(191cm*91kg 1992〜2007)
49位:カル・リプケンJr.***431本(193cm*91kg 1981〜2001)
47位:A・ジョーンズ*******434本(185cm102kg 1996〜2012)
47位:J・ゴンザレス*******434本(191cm*79kg 1989〜2005)
46位:カルロス・ベルトラン435本(185cm*98kg 1998〜2017)
45位:アンドレ・ドーソン**438本(191cm*82kg 1976〜1996)
44位:ポール・コネルコ****439本(188cm100kg 1997〜2014)
43位:J・ジアンビー*******440本(191cm109kg 1995〜2014)
42位:デーブ・キングマン**442本(198cm*95kg 1971〜1986)
40位:V・ゲレーロ*********449本(191cm107kg 1996〜2011)
40位:ジェフ・バグウェル**449本(183cm*88kg 1991〜2005)
37位:アダム・ダン********462本(198cm129kg 2001〜2014)
37位:ホセ・カンセコ******462本(193cm109kg 1985〜2001)
36位:D・ウィンフィールド*465本(198cm100kg 1973〜1995)
35位:チッパー・ジョーンズ468本(193cm*95kg 1993〜2012)
34位:カルロス・デルガド**473本(191cm*98kg 1993〜2009)
32位:W・スタージェル*****475本(188cm*85kg 1962〜1982)
32位:スタン・ミュージアル475本(183cm*79kg 1941〜1963)
30位:ミゲル・カブレラ****477本(193cm113kg 2003〜2019)
30位:A・ベルトレ*********477本(180cm100kg 1998〜2018)
28位:ルー・ゲーリッグ****493本(183cm*91kg 1923〜1939)
27位:エディ・マーレー****504本(188cm*86kg 1977〜1997)
26位:G・シェフィールド***509本(180cm*86kg 1988〜2009)
25位:メル・オット********511本(175cm*77kg 1926〜1947)
23位:エディ・マシューズ**512本(185cm*86kg 1952〜1968)
23位:アーニ・バンクス****512本(185cm*82kg 1953〜1971)
20位:テッド・ウィリアムズ521本(191cm*93kg 1939〜1960)
20位:フランク・トーマス**521本(196cm109kg 1990〜2008)
20位:ウィリー・マッコヴィ521本(193cm*90kg 1959〜1980)
藤増くん
18位:ミッキー・マントル**536本(180cm*88kg 1951〜1968)
17位:D・オルティズ********541本(191cm104kg 1997〜2016)
16位:マイク・シュミット**548本(188cm*88kg 1972〜1989)
15位:マニー・ラミレス****555本(183cm102kg 1993〜2011)
14位:レジー・ジャクソン**563本(183cm*88kg 1967〜1987)
13位:R・パルメイロ*******569本(183cm*82kg 1986〜2005)
12位:H・キルブリュー*****573本(183cm*88kg 1954〜1975)
11位:マーク・マグワイア**583本(196cm*98kg 1986〜2001)
*9位:サミー・ソーサ******609本(183cm102kg 1989〜2007)
*8位:ジム・トーミ********612本(193cm113kg 1991〜2012)
*7位:ケン・グリフィーJr**630本(191cm*88kg 1989〜2010)
*6位:アルバート・プホルス656本(191cm107kg 2001〜2019)
*5位:ウィリー・メイズ****660本(178cm*77kg 1951〜1973)
*4位:A・ロドリゲス*******696本(191cm104kg 1994〜2016)
*3位:ベーブ・ルース******714本(188cm*98kg 1914〜1935)
*2位:ハンク・アーロン****755本(183cm*82kg 1954〜1976)
*1位:バリー・ボンズ******762本(185cm108kg 1986〜2007)
松井 188cm *95kg
城島 182cm *89kg
井口 178cm *91kg
筒香 185cm 102kg
大谷 193cm *95kg
秋山 182cm *86kg
井口180ないわりにはガタイ凄いな
こうしてみると秋山もホームランそこそこ打てなあかんな
距離を捨てた打撃しはじめたからしゃあない
年毎の体重データがないし、キャリア途中に肉体改造したのは反映できてないからそれが問題や
そこら辺は打撃フォームの変更や怪我とかも有るから
完全に数値化するのは無理やしええんちゃうか?
翔さんとか浅村も体格は別人やん
実はシンプルなルールが組み合わさって出来た、美しい構造になっているの
高卒のときじゃ体出来上がってない奴まだまだおるし
そこで相関係数出す方がはやいような
だから二遊間は安易に体重増やすのは危険
18585キロ
この人も野球やらせてもそこそこ打ちそう
リスト強いやろから
変態打ち見れそう
万能型のやつもパワー偏重型のやつが上回るのは何でだろ
そっちもパワーはある程度あるし守備もある程度上手いのに
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